体脂肪率をダイエットで落とそう

ダイエットという言葉は元々「方針」という意味を持ち合わせていたみたいです。ダイエットがその場限りの場当たり的なものではなく、広い目をもって取り組むべきものだということを端的に表現していますね。「痩せる」などといった直接的な意味よりもむしろ納得することができますね。

閑話休題。別の話題に移ります。

BMAL1という栄養をご存知でしょうか？多分ダイエットに関して色々な知識を持っているという人でもそのデータベースの中には存在しない単語でしょう。BMAL1の働きはずばり「体を太りやすい状態にすること」です。ダイエット中の人間にとってはとても邪魔で鬱陶しい栄養ですね。このBMAL1が体内にたくさん分泌されている時こそが一番体脂肪のつきやすいタイミングというわけです。

なのでBMAL1があまり分泌されていない時に食事をするのが対処法といえるのですが、それでは肝心のBMAL1分泌量が微量な瞬間というのは一体いつなのか？それは起床直後です。これが意味するところは、「起きた直後が一番太りにくい状態である」ということ。一番カロリーを摂取していいのは朝という説がありますが、その理由の一つがこのBMAL1にあるわけですね。一日の始めにしっかりと食べておけば昼食にどか食いすることはないし日中にエネルギー不足になることも無いです。ダイエットの一雑学として覚えておきましょう。

ダイエット中に発生する便秘というのは、「機能性便秘」といって一時的なものです。食事の量が減ることによって食物繊維の摂取量も減る。すると当然便の出も悪くなる、と。このように、ダイエットで体脂肪を減らそうと食事制限ばっかりしていると、身体にとってあまり良くないことが起こります。

特に見た目さえ変わればダイエットの手段は選ばないという女性に多いです。心当たりのある方は今すぐにそのダイエットを是正しましょう。ちなみに、減量中の便秘というのは食物繊維不足のみによって発生するわけではありません。水分の摂取量が減少した場合も便の出が悪くなるのです。水太りするからと飲むのを控えているという方は大きな勘違いをしています。水はいくら飲んでも体内で体脂肪へと変換されることはありません。太る要因となることは絶対にないので、安心して飲みましょう。

食事制限をやり過ぎない、水分摂取を怠らない、という二つを守ってさえいれば便秘になる確率はあまり高くありません。体脂肪を落とすための障害は出来る限り少ない方がいいです。ですのでこういったことにはしっかりと気を配りましょう。それがダイエットのためになります。

・ダイエット参考サイト
→体脂肪の種類を徹底解説！～内臓脂肪と皮下脂肪の違いについて～・・・ダイエットで落とすべき体脂肪には一体どのような種類があるのか?知っておくと「減量」というものががより具体化されます。
→部分痩せダイエットで気になる部位の体脂肪のみを落とすことは可能なのか？・・・ある特定の箇所だけを集中して細くすることは出来るのか?という疑問を解消しています。

ブレインハングリーという現象をご存じでしょうか？これは体脂肪を下げたい人にとってはかなり強大な壁なので、この機会に知っておきましょう。

ダイエット中であろうと、そうでない時であろうと、人間を動かすためのエネルギーは糖質であることに変わりはありません。そして脳の栄養源は、糖質が細かく分解されたブドウ糖です。しかしながら、ダイエットを続けていると体に栄養が足りなくなり、このブドウ糖も全然足りなくなってきてしまいます。こうなるとまともに考えることが出来なくなったり、思考力が低下したりしてしまいます。

なので脳から体にこんな指令が下されるわけです。「一刻も早く栄養を摂取しろ！！」と。するとそれまではそんなに食欲がなかったとしても、急激に何かを食べたくなってしまいます。これがブレインハングリーの正体です。「空腹状態」で、しかも「食欲がある」という状態は、ダイエット的に考えるととても危険です。なぜなら空腹状態だといつも以上に栄養を吸収してしまうからです。

ようするに体脂肪がより付きやすい状態、ということですね。こんな恐ろしい現象を招かないためにも、ダイエット中は可能な限り空腹にならないように気をつけてください。

・ダイエット参考サイト
→男性に向いてる平均体脂肪率の落とし方～飛翔編～

運動や食事制限をしっかりと行うことがダイエットでは一番大事ですが、それ以前に気をつけておくべきことがあります。それは、自分の性格や生活環境に適合したダイエットのやり方を選ぶ、ということです。例えば、短い期間で一気に体脂肪を落とすのが自分には合っている、少しずつでもいいから毎日コツコツと、確実に痩せていくのが自分らしい、あるいはダイエットをスタートさせる前にしっかりと痩せるためのシュミレーションをしておきたい・・・といった具合に、人によって選ぶべき減量法というのは変わってくるはずです。なのでまずはどういったダイエットが自分に一番マッチするのかをしっかりと見定める事から始めましょう。

ですが「短期間で一気に体脂肪を減らそうとする方」一つ心に留めておいてほしいことがあります。確かに多くの人は短い時間で痩せたいと願うものですが、あまりにも急激に体脂肪を落としすぎるととんでもないしっぺ返しを食らうこととなります。それ「リバウンド」です。ダイエットをしている人にとっては最大の壁と言っても過言ではありません。そして、リバウンドというのは短期間で減量すればするほどその反動が大きくなります。なので体重管理は絶対に怠らないようにしてください。

・ダイエット参考サイト
→ダイエット中は用心！体脂肪のつきやすい食事の時間帯・タイミング
→体脂肪率の理想は男性、女性それぞれどの程度？

ダイエットを頓挫してしまう理由を追求した時、一番大きなものは間違い無く食事制限でしょう。食べるということを制限されてしまうのはかなりのストレスかかかるのでしかたのないことといえます。しかし痩せるために食事制限は絶対にクリアせねばならない問題。

そんな時は食べる回数を増やしてみてください。一般的な食事回数は朝・昼・晩の3食かと思いますが、さらに朝と昼の間・昼と晩の間の2食を加えるのです。そうすることによって空腹感を抑え、ストレスが溜まるのを防ぐことが出来るのです。ただしこの際に守るべきことは「総摂取カロリーは変えないこと」です。あくまでも普段通りのカロリー内で食事をするのです。1回あたりに食べる量は減り、物足りなさを感じるかもしれませんが、空腹を感じるよりかはだいぶマシなはずですよ。

さらに食べるものにこだわることによってダイエット効果はさらに高まります。例えば色々な栄養を摂取することが出来、さらに低カロリーである鍋などがおすすめです。栄養をしっかりと摂っていれば食べる量が少なくても満腹感は長持ちするものです。低カロリーで多くの有益な栄養を含む食事ができるよう努力しましょう。

以上のようにダイエットを長続きさせるための有益な方法は、「お腹を空かせないこと」です。これさえ守っていれば減量に挫折することも少なくなるはずです。

タバコにまつわる一つの噂として、「禁煙すると太る」といった話があります。これは確かにその通りで、大体の傾向としてタバコを止めることと体重の増加というのはセットになっています。

しかし勘違いしてはいけないのは「タバコを吸えば痩せる」というわけではないということ。そもそもタバコを止めて太るメカニズムを解説すると、一つは味覚が正常に近づくことで食事を美味しく感じるようになり、ついつい食べ過ぎてしまうということ。そしてもう一つが口が物寂しくなって常に何かしら口に含んでないと物足りなくなるということ。この2つが挙げられます。つまりタバコを吸い始めて痩せる可能性はほとんどありませんが、タバコをやめると太る可能性が高いというわけですね。

むしろタバコを吸うと血流が滞るので代謝が低くなり、反対に痩せにくくなってしまいます。さらに体内のビタミンを壊し、肌を荒れさせるというマイナスの働きもあるので、ダイエットのために喫煙するのは絶対にやめましょう。

現在進行形で喫煙者だという方は、ダイエットのために禁煙しても多分長続きしないと思うので、止めるきっかけがほしいという人以外は無理に禁煙しないことをおすすめします。

ダイエットをしているという人は、休日はどのような生活を送っていますか？平日に消耗した体力を回復させるため、昼まで眠り、ずっと家でぐったり。まあそのような休みも構いませんが、どうせなら能動的に外出する日課を定めるとダイエットにはかなり有効です。

芸能人やモデル・女優の職業に就いている人というのは、何歳になっても皆様美しいですよね。デビューした当時と比較すると、かなりあか抜け、ずっと綺麗になったなあという人もたくさんいますよね。彼女たちがずっとそのスタイル・体重・体脂肪率を維持できているのは、間違いなく日頃の努力による所が大きいですが、「人に見られている」ということも少なからず影響を与えているはずです。

人間という生き物は誰しも元来ぐうたら者ですから、とにかく楽をしようとします。誰の監視下にもない自宅の中だと、図らずもサボろうとするし、人からどう見られるか？ということにも気を全然使わなくなったりします。けれども、外に出て他人から見られることを意識していけば、自然に自分の容姿を良くしようという気力が沸き上がってきます。そしてそれはかならずダイエットのモチベーション維持にもつながるので、体脂肪を落としたいという人は積極的に外に出るようにしてみましょう。

ダイエット中はトイレが近くなっても良いので、とにかく水をたくさん飲みましょう。目安は一日２リットル。ただ、このように水を飲むことを推奨すると、「水太りするからヤダ」という反論が少なからず反ってくるでしょう。けれどもその辺は安心してください。水にはカロリーがありません。「全然無い」のではなく、「無い」のです。だから飲み過ぎたとしても、体脂肪が増えるなんて事は天地がひっくり返ろうがあり得ないのです。そしてついでにもう一つあなたが勘違いしているであろう事も正しておきたいと思います。それは「水を飲むとむくむ」という勘違い。

一般的には水をたくさん飲むとむくんでしまう、といいますが、実は違います。水分が身体に足りなくなると新陳代謝が悪化します。それによってむくむのです。しかも減量をしている最中というのは基本的に食べる量が減っています。すると本来食べ物から摂取される水分も同時に減少すると言うことになるので、普段よりも身体には水分が不足することとなります。こうなっては体脂肪も効率よく燃焼されていきません。だから、幻想と言っても良い水太りなんて気にしないで思う存分水分を摂取しましょう。